銀座。目の前で炎に包まれてできあがるクレープ・シュゼットを食べてきました。
非日常感のあるクラシカルな建物、作る過程をライブで楽しめるワクワク感はもちろんのこと、なんといっても味が絶品。
兵庫発の人気洋菓子サロン「銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ」
銀座柳通りの一角にある「銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ (HENRI CHARPENTIER)」。(食べログ:外部リンク)
パリのアパルトマンをイメージして作られた洋建築で、洗練された銀座の街になじんでいます。
アンリ・シャルパンティエは「スイーツも食べられる喫茶店(サロン・ド・テ)」として、1969年に兵庫県芦屋市で生まれた洋菓子店。
販売数日本一ともいわれるフィナンシェが有名で、全国に90店舗以上展開しています。
ただし今回食べた「クレープ・シュゼット」は芦屋本店、銀座メゾン限定メニュー。さらに、季節限定のフルーツ添えをいただくことができました。
目の前でフランベの炎に包まれる「クレープ・シュゼット」
予約は受け付けておらず待つこと2時間半(外出して買い物をしていました)、6脚あるカウンター席の中央に案内されます。テーブル席も3つありました。
「クレープ・シュゼット」のアイス・季節のフルーツ添えを注文すると、向かいに材料と調理器具が用意されます。
一晩寝かせたモチモチのクレープ生地を、オレンジ果汁やバターなどで煮込んでいきます。
ここでフランスのオレンジ・リキュールGrand Marnier(グラン・マルニエ)の出番。
フランベによる炎がゆらりと立ち上ります。
クレープをお皿に移したあと、季節のフルーツ(清見オレンジ)も軽く煮込まれます。
惜しげもなくたっぷりとかけられたソース、仕上げに自家製バニラアイスが添えられて完成です。
思い出すだけでうっとり……清見オレンジの甘酸っぱさが合う!
食べた瞬間もちっとして、バターソースがじゅわっと広がるクレープ・シュゼット。爽やかな清見オレンジをトッピングして大正解でした。
じわりと溶けるバニラアイスも上品な甘さで、ソースすら一滴も残したくない……思い出すだけでうっとりとしてしまいます。
酸味の少ないすっきりとしたブラックコーヒーとも相性抜群でした。
実は今回は「クレープ・シュゼット(ドリンク付き)」のペア招待券を利用させてもらったので、支払ったのはトッピング分だけ。
季節のフルーツとバニラアイスを添えると1人前3,520円と、なかなか贅沢で気軽に再訪できそうにはないのですが……
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めちゃくちゃ余談なのですが、中央にナイフを立てて置けるこのカトラリーレストがものすごく便利で良いなと思いました! 探して買いますφ(..)