海があり、どこか異国情緒が漂う横浜。
都心からふらっと出かけられる距離なのに、街を歩けばちゃんと「旅に来た」と感じられる。昔から好きで、何度でも理由をつけて訪れたくなる街です。
そんな横浜で楽しみたいのが、好きな本を持ってホテルにこもる休日。
今回は、実際にホカンスを楽しんだ3つのホテルを、本好きの目線からご紹介します。
横浜ホカンス、今日はどこで過ごす?
今回ご紹介するのは、私自身が実際に宿泊した横浜のホテル3軒。
どこも大好きなホテルですが、実際に泊まってみると、そこで流れる時間や心地よさにはそれぞれ違った魅力があります。
| ホテル | こんな時間を過ごしたい人に |
|---|---|
| ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜 | 憧れの空間に浸って、日常を忘れたい |
| ウェスティンホテル横浜 | 本を読んだり眠ったり、心と身体をゆっくり休めたい |
| ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル | 横浜らしい景色を眺めながら、ホテルにこもりたい |
(※リンクは楽天トラベルに飛びます)
ひと言で表すなら、カハラは「非日常」、ウェスティンは「休息」、インターコンチネンタルは「横浜」。
憧れのホテルで、日常から遠く離れる|ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜
「せっかくホカンスをするなら、日常から思いっきり離れたい」。
そんな日に泊まりたいのが、5つ星のラグジュアリーホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」です。
扉の向こうは、まるで別世界
館内へ足を踏み入れると、シックなモノトーンの空間と高い天井が広がります。
その大胆で美しい世界観は、まるで絵本のワンダーランドに迷い込んだよう。ホテルに到着した瞬間から、いつもの休日とは違う時間が始まります。
14階のロビーへ上がると、全面ガラスの向こうに横浜の街が広がります。
大観覧車、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル、赤レンガ倉庫、さらに横浜マリンタワーまで。横浜のランドマークを一度に見渡せるパノラマビューは圧巻です。
宿泊した客室は「ザ・カハラ グランドアッパーフロア」。
扉を開けて最初に目に飛び込んできたのは、黒と白のモロッカン柄のカーペットでした。
白と黒を基調にした大胆なデザインに、幾何学模様のヘッドボード。どこか海外のホテルを思わせる洗練された空間で、部屋に入った瞬間から非日常感に包まれます。
窓辺には白を基調とした上品なソファスペースがあり、大きな窓から自然光がたっぷりと差し込みます。
窓辺のデスクで、ちょっとだけ作家気分
本好きとして気になったのが、窓際に置かれたデスク。
目の前には運河が広がっています。
本を読むのはもちろん、旅先で日記を書いたり、思いついたことをノートに残したり。何かを書きたくなるような場所でもありました。
観覧車を眺めながら、夜を過ごす
夜は14階の「THE KAHALA Lounge」へ。
運よく窓側の席が空いていて、観覧車を望む特等席で過ごすことができました。
昼間に見ていた横浜の景色も、街に明かりが灯るとまるで別世界。
遠くへ出かけなくても、昼から夜へとゆっくり変わっていく景色を眺めているだけで満たされます。
憧れの空間に身を置いて、いつもの日常から思いっきり離れる。カハラ横浜は、ホテルそのものを旅の目的地にしたくなる一軒です。
読む、眠る、ぼんやりする贅沢な休日|ウェスティンホテル横浜
たくさん遊ぶ休日ではなく、心と身体を休ませるためにホテルへ行く。
そんな過ごし方がよく似合うのが、「ウェルビーイング」をコンセプトにしている「ウェスティンホテル横浜」です。
富士山を望む、空の近くのロビー
23階のロビーで印象に残ったのは、鮮やかなグリーンウォールと、大きな窓から差し込む自然光。
頭上には、森林浴をイメージしたというシャンデリアが広がっています。
さらに窓の向こうへ目を向けると、富士山の姿も。写真に写すと少し控えめに見えるのですが、肉眼では想像以上に存在感があり、思わず足を止めてしまいました。
今日はベッドから動かなくてもいい
宿泊したのは「クラブコーナーキング」。
その名の通り角部屋で、大きな窓が二方向に広がる、とても開放的な客室です。
特に印象に残ったのが、テレビの奥にそのままシティビューが広がる配置。ベッドに寝転んだまま、窓の外の景色とテレビを一緒に眺められます。
ウェスティンといえばブランドの代名詞ともいえる「ヘブンリーベッド」。
「雲の上の寝心地」といわれるだけあって、横になるとふかっと身体を包み込んでくれます。
本好きホカンスで特に気に入ったのが、もう一方の窓辺にあるゆったりとしたソファスペース。
朝起きてまず読書。朝食から戻ってきたら、また読書。日中もそのまま本を開いて、気づけば滞在中の大半をこのソファで過ごしていました。
横浜の夜景と一杯。「コード・バー」へ
一日の終わりは、ホテル最上階23階のコーナーエリアに位置する「コード・バー」へ。
ムーディで静かな空間から、横浜の夜景を眺めながらお酒を楽しめます。
一日ホテルで本を読み、ふかふかのベッドでごろごろして、夜になったら少しだけ着替えてバーへ。
遠くへ観光に行かなくても、それだけで十分に特別な一日になります。
ウェスティンホテル横浜は、日々の疲れをゆっくりほどきたい日に泊まりたいホテルです。
本から顔を上げれば、そこは横浜|ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
みなとみらいの海沿いに建つ、ヨットの白い帆を模した外観。
「横浜に泊まりに来た」という気分を一番強く味わえるのが、私にとって「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」です。
これまで何度か宿泊していますが、それでも「またここで本を読みたい」と思える、大好きなホテル。
ホテルにこもっているのに、横浜という街そのものを楽しめるのが大きな魅力です。
この部屋では、景色が主役
宿泊したのは「2シングル プレミアム シティビュー ハイフロア」。
落ち着いた色合いのインテリアに、横浜らしいブルーを基調としたカーペット。華美に飾るのではなく、主役はあくまで窓の向こうの景色。そんな贅沢を感じられる客室です。
大観覧車の前に、読書席をつくる
この客室でなんといってもお気に入りなのが、大きな窓の前に設けられたくつろぎスペース。
向かい合うように置かれた2脚のアームチェアと丸テーブルは、まさに特等席です。
さらに窓際には、ベンチのように腰掛けられるスペースもあります。
窓のすぐそばまで寄って本を開けば、その向こうに広がるのは、みなとみらいの街並み。
目の前には大観覧車。少し視線を変えれば、赤レンガ倉庫や横浜マリンタワーまで見渡せます。
特に夜は、大観覧車が鮮やかにライトアップされて圧巻。
こんな夜景を誰にも邪魔されず、好きなだけ眺めていられるのだから、おこもりステイには最高です。
運がよければ、さらに特別な光景に出会えることもあります。
ホテルで結婚式が行われていると、色とりどりの風船が空へふわりと舞い上がり、大観覧車の周りを飛んでいくことがあるんです。
ピアノの音から、物語を想像する夜
夜はホテル2階にあるミュージックラウンジ「スターボ」へ。
ピアノの生演奏は実施日が決まっていますが、この日は運よく宿泊日と重なっていました。
どこかで耳にしたことのある曲が流れ始めると、夫と会話をするでもなく、ただグラスを傾けながらピアノの音に耳を澄ませます。
アンティークピアノ、薄暗い照明、静かにお酒を飲む人たち。
ホテルからほとんど出なくても、窓の向こうの景色やピアノの音から「横浜」をたっぷり感じられる。
本を読みながら横浜という街そのものを味わいたいなら、何度でも戻ってきたくなるホテルです。
本を連れて、横浜ホカンスへ
都心からふらっと行ける距離にありながら、海があって、どこか異国情緒があって。横浜は、日常から少しだけ遠くへ連れ出してくれる街です。
- いつもの日常から思いきり離れ、憧れのホテルという非日常に浸りたいなら、「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」
- 本を読んで、眠って、ぼんやりして。心と身体を休息させることを一番の目的にするなら、「ウェスティンホテル横浜」
- 大観覧車やみなとみらいの街並みを眺めながら、ホテルにこもっていても横浜を感じたいなら、「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」
(※リンクは楽天トラベルに飛びます)
客室でぼんやり景色を眺めたり、好きな本を読んだり、ときには何もせずベッドでだらだらしたり。読み疲れたら昼寝をして、夜になったらホテルのバーへ一杯飲みに行く。
そんな「何もしなくていい時間」を味わえることこそ、本好きホカンスの贅沢なのかもしれません。
もう少し、本とホテルの世界を楽しみたい方へ
本を持ってホテルにこもる「本好きホカンス」は、秋の京都から始まりました。
シリーズ第1弾では、紅葉に染まる京都・宝ヶ池の「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」で、ひたすら本を読んで過ごした秋の休日を綴っています。
そして、ホテルへ泊まりに行けない日は、本の中のホテルへ。
華やかなホテル、閉ざされたホテル、どこか秘密を抱えたホテル――。ホテルという非日常の空間を舞台に、旅情と謎をたっぷり味わえる長編ミステリーを集めました。




