孤島、館、別荘……男女が集められて連続殺人が起こるタイプのミステリを貪りたくて、2026年7月はクローズド・サークルものを厚めにピックアップしました。
\まずは30日間の無料体験/
※Kindle Unlimited対象作品は時期によって変更される場合があります。
※無料期間中に解約すれば料金は発生しません。
金原ひとみ『YABUNONAKAーヤブノナカー』
ある女性による性的搾取の告発をきっかけに、加害者とされる人物、その家族、被害者、関係者たちの日常が複雑に絡み合っていく長編小説です。SNSやMeToo運動など現代社会の問題を背景に、「わかりあえなさ」と向き合う人々の姿が描かれます。
【読了メモ】感じていることを全部言語化できないのがもどかしい……。普段SNSで「なんか、いやだなあ~」と感じていたものの正体に気づけたように思います。
一穂ミチ『光のとこにいてね』
団地で出会った結珠と果遠。育った環境も性格も異なるふたりは、同じ孤独を抱えながら強く惹かれ合います。別れと再会を繰り返しながら紡がれる、切なくも美しい愛の物語です。
【読了メモ】一目見た瞬間から特別で、離れ離れになっても、また巡り合ってしまう。「映画みたいな2人だな」と思いました。小説というフィクションではあるけれど、彼女たちのキレイなばかりではない愛の重さが妙に生々しく、心をざわつかせる作品でした。
織守きょうや『花束は毒』
結婚を控えた元家庭教師が脅迫されていることを知った主人公は、探偵事務所へ調査を依頼します。やがて明らかになる真実と、すべてを覆す衝撃のラストが待ち受ける傑作ミステリーです。
【読了メモ】初めて読んだ著者さんで、とってもよかった! 特に終わり方。人によって好みは分かれそうですが、この余韻で好きレベルが上がった気がします。
貴志祐介『黒い家』
生命保険会社に勤める若槻は、ある顧客宅で子どもの首吊り死体を発見します。不審な保険金請求をきっかけに独自調査を始めますが、そこには想像を超える恐怖が待ち受けていました。日本ホラー小説大賞受賞の傑作サスペンスです。
【読了メモ】(本を閉じ)……こっわぁ。
保険金にまつわる不審な死を追う社会派な内容かと思いきや、がっつり猟奇的でサイコパスな展開でした。実写化されているのを思い出してキャスティングを調べたら、「あ、これ絶対見られないやつだ(怖すぎて)」と確信。著書全部読んでいるわけではないですが、貴志作品にハズレなしです。
今邑彩『金雀枝荘の殺人』
呪われた館と呼ばれる金雀枝荘で発見された六人の死体。過去にも多くの命を奪った館で、新たな惨劇が幕を開けます。恐怖と幻想が入り混じる、本格ミステリーの名作です。
鮎川哲也『リラ荘殺人事件』
芸大生たちが訪れた別荘「リラ荘」で、老人殺しを皮切りに連続殺人が発生します。現場には学生の持ち物とトランプのスペードのAが残されていました。閉ざされた空間で繰り広げられる、本格推理小説の名作です。
二階堂黎人『奇跡島の不思議』
封印された孤島「奇跡島」を訪れた美術サークルの学生たち。しかし島では凄惨な連続殺人が始まり、彼らは脱出不可能な状況の中で犯人探しを余儀なくされます。論理と謎解きが光る本格推理小説です。
朝井リョウ『そして誰もゆとらなくなった』
腹痛との戦いやダンスレッスンなど、朝井リョウの日常をユーモアたっぷりに綴ったエッセイ集です。人気シリーズ『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』に続く完結編として、抱腹絶倒のエピソードが収録されています。
木原敏江『摩利と新吾 1』
名門旧制高校を舞台に、摩利と新吾、そして学友たちの友情や青春を描いた名作漫画です。少年たちの瑞々しい関係性とロマンあふれる世界観が、多くの読者を魅了し続けています。
高橋源一郎『一億三千万人のための 小説教室』
小説の歴史や文章表現の違いを学びながら、「小説とは何か」を考えていく創作入門書です。小説家を目指す人だけでなく、読む人にとっても発見の多い内容になっています。
\まずは30日間の無料体験/
※Kindle Unlimited対象作品は時期によって変更される場合があります。
※無料期間中に解約すれば料金は発生しません。
今回ご紹介した作品は、記事公開時点(2026年7月)でKindle Unlimitedの読み放題対象作品です。











