月の楽しみのひとつが、Kindle Unlimitedの対象作品チェック。気になっていた本が読み放題対象になっていたり、思いがけない作品との出会いがあったりと、月初めはつい何度もラインナップを眺めてしまいます。
この記事では、今月のKindle Unlimited対象作品の中から、私が気になった本をまとめてご紹介。次に読む一冊や積読候補探しの参考になればうれしいです。
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※Kindle Unlimited対象作品は時期によって変更される場合があります。
※無料期間中に解約すれば料金は発生しません。
五条紀夫『殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス』
太宰治の名作『走れメロス』を大胆にアレンジしたミステリー小説。親友セリヌンティウスを救うため首都へ急ぐメロスが、妹の婚礼前夜に発生した密室殺人事件の謎に挑みます。さらに旅路の途中でも次々と不可解な死体に遭遇し、やがて衝撃の真実へとたどり着きます。
高野結史『バスカヴィル館の殺人』
森の奥の洋館で、ミステリーの名作になぞらえた連続殺人が発生します。しかしそれは単なる事件ではなく、「探偵役」のために仕組まれた危険な推理ゲームでした。犯人・探偵・黒幕が複雑に絡み合う、多層構造の本格ミステリーです。
『恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション』
竹本健治、恒川光太郎、小林泰三、服部まゆみなど豪華作家陣によるホラーアンソロジー。怪談、幻想、土俗ホラー、人間の狂気を描いた作品まで幅広く収録され、日本ホラーの魅力を一冊で味わえます。
恒川光太郎『無貌の神』
癒やしの神をめぐる表題作をはじめ、不思議な仮面、死神に魅入られた少女など、幻想と闇が入り混じる短編集。どこか懐かしく不穏な世界観は、デビュー作『夜市』を思わせる恒川光太郎らしさに満ちています。
服部まゆみ『この闇と光』
森の奥で父王と二人だけの世界に生きてきた盲目の王女レイア。愛情に包まれた閉ざされた日々は、成長とともに終わりを迎えます。そして彼女が外の世界で知る真実は、読者の想像を大きく揺さぶるものでした。
市川沙央『ハンチバック』
重度の障害を抱えながらグループホームで暮らす主人公・釈華の日常と欲望を描いた芥川賞受賞作。社会の視線や生きづらさを鋭く見つめながらも、強烈なユーモアと生命力を感じさせる物語です。
朝井リョウ『時をかけるゆとり』
上京、アルバイト、就職活動、社会人生活などをテーマにした朝井リョウ初のエッセイ集。鋭い観察眼と独特のユーモアで描かれる日常は、思わず吹き出してしまう面白さがあります。
フジワラヨシト『コネ、スキル、貯金ナシから「好き」を仕事にするまでにやってきたこと』
コネも実績もない状態から人気イラストレーターになった著者が、自身の経験をもとに発信やブランディングの考え方を解説。SNS時代に「選ばれる人」になるためのヒントが詰まった一冊です。
山本健吉『ことばの歳時記』
春一番や青葉潮など、美しい季節のことばを名句や名歌とともに味わえる一冊。歳時記編纂の第一人者が、日本人の暮らしや感性と結びついた季語の魅力を丁寧に解説しています。
Kindle Unlimitedで次の一冊を探しに行こう
月の始まりにKindle Unlimitedのラインナップを眺めていると、「いつか読もう」と思っていた作品が対象になっていたり、まったく知らなかった本との出会いがあったりして、本好きにはたまらない時間です。
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今回ご紹介した作品は、記事公開時点(2026年6月)でKindle Unlimitedの読み放題対象作品です。










