2024年の誕生日に、カヴェコの万年筆をお迎えしました!
ドイツの筆記具メーカーkaweco(カヴェコ)のArt Sport(アートスポーツ)シリーズ。柄はテラゾというモデルです。
欲しいと思ったきっかけはSNS。数ある写真の中からふと目に留まり、しばらくしても頭のなかから消えず、銀座の伊東屋で2度、3度と見るうちに
「やっぱりこれは(私にとって)他とは違う万年筆なんだ」という確信に近い思いを抱くに至り、誕生日当日、夫の腕を引っ張り伊東屋へ……(笑)
ひとつとして同じ柄が存在しないアートのようなユニークさ
青、黄、茶、灰などがマーブル状に入ったテラゾという柄。
「テラゾって何だ……?」と調べてみると、イタリア語で大理石のような美しい模様に仕上げた人造石のことでした。
アクリル素材の色を組み合わせて作るテラゾ柄は、それぞれ1点もの。
ひとつとして同じデザインの万年筆が存在しないというところにも魅力を感じます。
長さ106mmで「書きにくいかも……」という心配について
いざ買うぞという段階で初めて実物をガラスケースから出してもらったのですが、懸念はサイズ感。
キャップをした状態だと全長106mmとかなりコンパクトです。
愛用しているEsterbrook(エスターブルック)のエスティ シーグラスと比べてみると、違いは一目瞭然。
文房具は使い倒してナンボと思っているのでどんなに見た目に惹かれていても、書きにくさを感じたときには潔く諦めよう……
と、本気で考えていましたが、試し書きするや夫に笑われるくらい即決でした。
キャップを尻軸にさして使うことで持ち手に長さと安定感が出て、自分の手にしっくりとなじむ感覚があります。
エスティと比べるとかなり軽いという部分も、書きにくさに繋がらないか心配でしたが、
結論、ストレスなくさらさら書ける上に携帯性が高く息抜きにカフェで書き物をするときなんかにも持っていきやすいです。
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ペン先は「中字(M)」インクはヨーロッパ規格のカートリッジ
ペン先は、細字、中字、太字と試して「中字」にしました。極太字と極細字もあります。
インクはブルーのカートリッジが1本付属しています。……が、あっという間に切れると思うので、カヴェコのグリーンのインクカートリッジを合わせて揃えました。
エスティと同様、ヨーロッパ規格のカートリッジが使えます。
エスターブルックの正規カートリッジの入手が難しくなり、エスティではエルバンのインクを使用しています(きれいな色のインクが多いです^^)。
ちなみにカヴェコの万年筆はレトロな缶ケース入り。このデザインもかわいくてそそられます…!
伊東屋の店舗で購入すると、購入から1年後に無料で点検とクリーニングをしてくれるサービス券が貰えました。